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“春を待つ”

甲府は数センチ程度の積雪となりましたが、まだまだ寒い日が続きますね。

昨年から弊社でお手伝いをさせていただいている朱宮神仏具店さまの「shumiya art window」では、この時期にぴったりな「雪持椿」の作品、福田美香展“春を待つ”の展示が現在行われています。

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こちらの作品は、染色した生地に接着芯をはり、発泡スチロールに接着して部品が作られ、部品同士を吊り下げ、つなぐことで窓一面のひとつの絵が描かれています。ショーウィンドウの寸法に合わせて作成されたオリジナル作品のため、メジャーで測りながら設置が行われました。

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繊細な技法ですが、作品はとてもダイナミック!金の壁紙を背景に作品を吊っているので、奥行きが感じられ、近くで見ると白い裏面が金色に反射して白い影ができ、浮いているようにも見えます。

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福田さんは普段から、ろうけつ染めで制作をされていますが、今回のような展示方法は初めての試みだそうです。

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ろうけつ染めとは?
日本では、奈良時代から臈纈(ろうけち)と称して行われてきた伝統的な染色技法です。 筆やチャンチンという線を引く道具を用い、一定の温度に溶かした蝋を布に染み込ませることでその部分を防染(染まらないように)することで、蝋がしみた部分は染まらず、それ以外の部分に染料で染色していく技法です。

「寒冬に春の訪れを待つ椿」が美しいこの作品。
雪の日には、より一層と季節が感じられるのではないでしょうか。

展示は今月末、2月28日(水)まで。
近くにお立ち寄りの際はぜひご覧ください。

shumiya art window vol.3
福田美香展 “春を待つ”
Mika Fukuta 12/1 ~ 2/28
http://www.shumiya.co.jp/artwindow/

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